Bluetooth5.0、4.2、4.1、4.0の違いとバージョンの互換性を解説!知らないと損する?!
Bluetoothにある5.0とか4.2とか4.1とか4.0とは一体何?
ワイヤレスイヤホンについて調べているとこんな疑問が出てきました。
何かが違うのはわかる!
でも何が違うのかは正直なところ全くわからない…
ワイヤレスイヤホンを購入するにあたって、大事な基準になったりするんじゃないの?
何も知らなくて買ったとして、違いを知らずに後悔してからでは遅い。
お金を無駄にしたくない。
というわけで、一体何が違うのか?
Bluetoothの5.0、4.2、4.1、4.0のそれぞれの数字とは何か。また、それぞれの違いやバージョンの互換性について解説していきます!
※ワイヤレスイヤホンを購入する際に気づいたことに関して、4.2などの数字の意味を記述していますが、Bluetooth全般に言えることです!
もくじ
- 5.0、4.2、4.1、4.0とは何か。
- それぞれの違いについて
- 4.0と4.1の違い
- 4.1と4.2の違い
- 4.2と5.0の違い
- 互換性について
- ワイヤレスイヤホンを使う上で4.2や5.0などのバージョンは知ってもほぼ意味がない
- 5.0、4.2、4.1、4.0の違いのまとめについて
5.0、4.2、4.1、4.0とは何か。
簡単に言うと、Bluetoothの成長、技術の進歩を表しているようなものです。
この数字はBluetoothのバージョンを表している数字です。
はじめはBluetoothも1.0でした。
1.0から時代は進み、技術は発展していき、1.0だったものが1.1となり、1.2から2.0へ、2.1から3.0へ、4.0から4.1へ、4.2から現在最先端である5.0へとなったのです。
1.0から5.0になるまで、約15年の歴史があります。
数字だけ見ると、たった4つ進んだだけですが、年数で見ると長い年月を経てきたのがわかります。
それぞれの違いについて
現在主流となっているもののほとんどはBluetooth4.0以降です。主に4.2になります。
まず3.0から4.0になることで消費電力を抑えることができるようになりました。今のようなワイヤレスイヤホンの接続時間が長いのは4.0以降になってからの話。
それ以降、4.1から4.2を経て5.0にどう変化して行ったのか。順に説明していきたいと思います。
まずは少し4.0の前にあたる、3.0からの違いから知ると、4.0からの違いがわかりやすくなっていきます。
Bluetoothが3.0から4.0になった当初、簡単に説明すると消費電力を抑えること(LE=Low Energyという)に成功はしたのですが、実は通信速度が遅くなってしまうということが起きました。
問題が起き、改善点が見つかり、4.1へと進化していくのです。
4.0と4.1の違い
4.0から4.1への大きな違いは、プロファイルの仕様変更、標準機能の追加。
簡単に説明すると、できることが増えたということ。
できるようになったことは大きく分けて3つ。
通信の品質向上
3.0から4.0になった時、消費電力は少なくなって通信速度が落ちるということを説明しました。
4.0から4.1になることで、通信速度の改善。
また、通信の品質向上につながりました。
音切れ、音飛びなどが改善されたということであり、完全になくなったというわけではありません。
自動で再接続。
どういうことかというと、Bluetoothを使用しているとまれに起こる、通信切れ。
以前までは通信が切れたら、手動でまたつなぎ直すということをしなければいけませんでした。
しかし、4.0から4.1になることで、手動でつなぎ直す手間が省け、自動で再接続できるようになりました。
ネットへの接続が簡単になった
4.0ではパソコンやスマホへBluetoothへ接続してからネットへ繋ぐ必要がありました。
しかし、4.1になることで直接ネットへつなげることができるようになりました。
4.1と4.2の違い
最も大きな違いは転送速度の差になります。
通信速度に関しては4.1とはさほど変わりません。
転送速度が変わること、向上することでより省電力化しました。
どういうことかというと、普段からスマホでネットを繋ぐ際、時間がかかる場合と時間がかからない場合がありますよね。
時間をかけて接続するということは、それだけ電力を使い続けるということ。
なかなか繋がらなくてイライラする時ってありますよね。
4.2になることで大げさに言うと繋がるまでの時間が短縮されることで、電力の消費を抑えることになり、結果的に4.1に比べて電力の消費が減ったということになります。
多くの方が使用しているiPhone7まではこちらのBluetooth4.2を採用しています。
4.2と5.0の違い
旧バージョンと違い最新版では通信範囲の拡大が行われました。これでBluetoothの機器同士が遠くあっても通信し合えるようになりました。旧バージョンから大きく拡大されたため、最新バージョンの特徴となっています。
この特徴の具体的な距離として、旧バージョン10mであったところから、最新バージョンでは100mに広がっています。なので、より手軽にBluetoothを使えるようになっているという違いがあります。
日本人の多くが使っているiPhone8が対応しているBluetooth5.0。
4.2との最も大きな違いは通信範囲と転送速度になります。
通信範囲が10mから100mへ広がったこと。
転送速度が1mpsから2mpsへと最大2倍になったということ。
通信速度も約2倍。
この3つが大きな違いになります。
ワイヤレスイヤホンを使う上で、どう違うのか。
詳しくは後述するのですが、正直なところどれもほぼ不必要です…笑
互換性について
バージョンが違うことによって、イヤホンでは4.2対応となっていても、iPhone8のように5.0対応となっている場合、互換性はあるのかというのが疑問になるところ。
買って互換性がなくて使えなかったら、ただの無駄遣いになりますよね。
基本的にBluetoothのバージョンは上位互換と言って、後から出たもの(新しい方)が以前のものに対応できるようになっています。
iPhone8が5.0対応の場合、4.2や4.1対応は使えるということ(ただし機器によって相性もある可能性があるので使えない場合もありますが、心配しなくてもほぼ大丈夫)
iPhone7は4.2対応で、4.1やそれ以前のものも使えるということです。
Androidも同じで、同じバージョンなら使える(5.0なら5.0)ということ。
また、4.2であれば4.2だけでなく4.1などに対応しています!
ワイヤレスイヤホンを使う上で4.2や5.0などのバージョンは知ってもほぼ意味がない
ここまでBluetoothの5.0や4.2などの違いを述べてきましたが、ワイヤレスイヤホンを使う上ではここで述べた違いを知ってもほとんど意味がありません。
ほとんどがワイヤレスイヤホンを使う上で不必要な機能になるんです。
ですが、知って損をするわけではありません。
知っておいて損はしない、でも知ってもあまり意味ないという感じです笑
技術の進化は日進月歩。
これからもどんどん進化していくことでしょう。
ワイヤレスイヤホンにとって必要かどうかでいうと、個人的には進化していってもほとんど不要な気がしますが…
5.0、4.2、4.1、4.0の違いのまとめについて
4.0→4.1は通信の品質向上、切断からのBluetoothへの自動での再接続、容易になったネットへの接続!
4.1→4.2は転送速度の向上。また、転送速度の向上による省電力化!
4.2→5.0は通信範囲が10mから100mへ!4.2に比べると通信速度と転送速度が約2倍
互換性に関しては数字が大きいものを選んでおけば、数字の小さいものには自然と対応できるということ。
iPhoneが5.0対応ならそれ以下の数字、例えば4.2に限らず4.1や3.0も使用できるということ!
ワイヤレスイヤホンを調べていると、よくわからない数字です。
しかし、数字によって性能が大きく変わるかというとそうでもないということになります!
あくまでも目安として捉えておく程度の認識で大丈夫です!
因みに私が使っているスマホ
AQUOSsense2 shm-08では
このように記載ありバージョン4.2でした。
因みに接続して出きることが下記!
分かりずら!難っ!
説明